2014年05月 のアーカイブ

2014年5月31日 16時06分21秒 (Sat)

福岡市

地域を絞って規制を緩める「国家戦略特区」に指定された福岡市は、法人税の実効税率を15%程度に引き下げる規制緩和策を、国に追加で求める方針を固めた。対象は創業から5年以内の企業に限るものの、国内外から投資を呼び込んで新しいビジネスを起こしてもらい、地域経済の底上げにつなげる狙いがある。

 安倍政権は成長戦略の柱として、実効税率をいまの30%台半ばから将来的に20%台にすることをめざしているが、福岡市の提案はこれを下回る。福岡市ではいまは35・38%で、実現すれば半分以下の水準になる。

 3月に、労働規制を緩めて企業進出を促す「雇用特区」として選ばれたが、法人税率の低さもアピールして、「日本で一番ビジネスがしやすい街」をつくりたいという。

 高島宗一郎市長が31日、都内で開かれるシンポジウムで方針を打ち出す。「追加の財源は極めて小さく、政権の成長戦略の目玉にもなる」と位置づけており、実現への期待感は高い。

 ただ、同じく特区指定を受けた東京圏や関西圏も、実効税率の引き下げを追加提案する見込み。政府は全体の税制や政策の優先順位を見定めながら、年末にまとめる税制改正大綱に盛り込むか判断する

2014年5月30日 16時19分38秒 (Fri)

消費者物価

総務省が30日発表した4月の全国消費者物価指数(2010年=100)は、値動きの大きい「生鮮食品を除く総合」が103・0と、前年同月に比べ3・2%上昇した。

 消費税率引き上げの影響が反映されており、上昇率はバブル経済期の1991年2月(3・2%)以来、23年2か月ぶりの高さとなった。

 消費者物価指数の上昇は11か月連続だ。日本銀行は消費税率引き上げによる消費者物価指数への影響を1・7ポイントと試算している。この増税分を除くと、上昇率は1・5%程度となり、3月(1・3%上昇)より0・2ポイント程度拡大したとみられる。増税分の価格転嫁に加え、物価の上昇基調も続いていることを示した形だ。

 3月に比べて上昇率が大きかったのは、ペットフードや冷蔵庫、チーズなど。燃料価格の上昇により、ガソリンや電気代の上昇も目立った。

 家計の実感に近い「生鮮食品を含む総合」は3・4%の上昇。物価の基調を見る上で重要な「食料・エネルギーを除く総合」は2・3%の上昇だった。

2014年5月29日 17時11分39秒 (Thu)

黒田四勝目

我慢と粘りが打線の援護を呼んだ。ヤンキースの黒田は6回途中までに9安打を浴びながらも3失点。2回以降はピンチの連続で4回から毎回失点と、決して納得できる投球ではなかったが、序盤に粘れたことが4勝目につながった。

 「いい時もあれば悪い時もある。今やれることを我慢してコツコツやるしかない」と黒田。前回登板では味方の失策に足を引っ張られたこともあって5回途中で降板。この日も2回1死二塁から遊撃手ライアンの失策が絡んでピンチが広がったが、踏ん張った。

 その直後に打線が4点を先制。黒田が3回2死満塁を無失点でしのぐと、その裏、再び打線が応えて3点を追加した。「勝てば救われる部分もある。次につながればいい。一試合一試合の積み重ねだと思う」。39歳のベテラン右腕は常に視線を先に向けている。

2014年5月28日 20時10分30秒 (Wed)

居酒屋チェーン苦戦


居酒屋大手のワタミが、1996年の上場以来、初めての赤字に転落した。主力の外食事業の既存店売上高は前期比で7%減で、連結最終損益は49億円の赤字。今期は同社の居酒屋の1割にあたる60店を閉店すると発表している。このほか「甘太郎」などを運営するコロワイドは前期比で3%減、「はなの舞」などを運営するチムニーも4%減となるなど、居酒屋チェーンは総じて苦戦している。

 居酒屋にとって、かねてからの経営課題は「若者の酒離れ」だ。国民健康・栄養調査によると、20代の8割は飲酒習慣(1日に1合以上飲む日が週3日以上)をもっておらず、飲まない人は徐々に増えている。

 居酒屋に活路はないのか。若者の消費分析を専門とする博報堂のマーケッター・原田曜平氏に聞いた。

■「さとり世代」はビールで乾杯しない

 現代の若者は「さとり世代」と呼ばれます。消費をしない、上昇志向がない、恋愛に淡白。そんな消極的な性格を、さとりをひらいた僧に喩えた表現です。ネット掲示板の「2ちゃんねる」が発祥で、2013年の流行語大賞にもノミネートされました。

 この世代は、誕生したときにはバブル経済が崩壊、成長期は常に不景気だといわれていました。不景気しか知らずに育ったために消費には慎重です。

 学校では「ゆとり教育」が行われ、個性の尊重が謳われる一方で、競争を煽られることは減りました。運動会の徒競走では、順位がつかないように、ゴールの手前で後続を待ち、手を繋いで一緒にテープを切ります。

 また中高生のころから携帯電話を持ち、「ネットいじめ」を経験しているため、人間関係に敏感で、「空気を読む」ことに気をつかいます。目立つ行動をして「イタイ」と言われることが何よりも怖い。ネットを使えば情報が簡単に手に入るため、無駄に思えることやリスクを伴う行動はしません。

 現状への満足度が高く、無駄な消費と無駄な努力を拒否する。こうした傾向は、かつての「バブル世代」が、猛烈な上昇志向を持ち、散財に明け暮れたのとは真逆といえます。
.

2014年5月25日 16時14分15秒 (Sun)

関東で30度強

 関東甲信地方では、内陸で30℃以上の真夏日となっているところがある。午後も、熱中症に十分な注意が必要だ。

 午前11時40分、群馬県伊勢崎市で30.1℃を観測して真夏日となった。午後も広い範囲で晴れて、日差しと南風が気温を押し上げる予想。九州の内陸や山陰、関東、東北南部で真夏日となるところがありそうだ。予想最高気温は前橋31℃、熊谷、甲府、福島、鳥取30℃となっている。

 東京など関東南部の予想最高気温は27℃前後だが、きょうは湿気が多く蒸し暑い状態が続く見込み。汗をかきやすいため、屋外のイベントやスポーツなどは熱中症に十分な注意が必要だ。なお、東京都心ではけさの最低気温が20.0℃と、今シーズン初めて朝の気温が20℃を下回らなかった。

 午後は、地上で気温が上がる一方、上空には寒気が流れ込む予想。大気の状態が不安定となり、突然の雷雨や突風などの恐れがあるため、天気の急変にも注意が必要だ。
(気象予報士 高橋 和也)